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当院では咬筋ボツリヌス治療を取り入れています

咬筋ボツリヌス治療とは

ボツリヌス菌から抽出される天然のたんぱく質(ボツリヌストキシン)を筋肉へ注射し、神経から筋肉への命令伝達を阻害することで異常な筋肉運動を和らげたり止めたりすることで効果を発揮します。筋肉の緊張を和らげることにより、食いしばりや歯ぎしりの改善、また、顎に力がかかりすぎるのを防ぎ、顎関節症状の緩和にも効果が期待できます。さらに、咬筋の周辺がすっきりと見えるようになるので、フェイスラインを引き締めたい方にもおすすめです。ボツリヌス菌そのものを注射するのではないため、感染などの心配はありません。

咬筋ボツリヌス治療が効果的なケース

歯ぎしり・食いしばり・顎関節症 歯ぎしり・食いしばり・顎関節症

咬筋ボツリヌス治療の持続期間

咬筋ボツリヌス治療の効果は、個人差はありますが3~6ヵ月程度継続します。効果は永続的ではなく、また、効果が出るまでの期間にも個人差がありますので、食いしばりや歯ぎしりなどの症状がなくなってきたと実感出来るまでは定期的に治療を受けていただくことをお勧めします。

咬筋ボツリヌス治療の流れ

  • STEP 1カウンセリング
    治療の適応となるか判断します。
  • STEP 2咬筋力測定検査(筋電計検査)
    マイオニクスを使用し、咬筋の力を数値化することにより、適応になるか判定を行います。
    マイオニクスとは? 医療機器承認の表面筋電計です。 簡便で再現性に優れており、咬合力に関係する歯科治療の診断基準に使用できます。 筋収縮と弛緩の電気的活動をチェアサイドで測定し、咬筋の筋機能評価をリアルタイムに見ることができます。
  • STEP 3撮影
    顔貌や筋肉の状態を記録するために写真撮影を行います。
  • STEP 4注射
    左右の咬筋の数か所に注射を行います。
  • STEP 5定期検診
    定期検診にて効果を確認、記録します。効果は永続的ではないため定期的な治療をお勧めいたします。

副作用・リスク

注射器を使って注入するので、咬筋付近の腫れや内出血、痛みなどが一時的に起こることがあります。ただしそれらは継続するものではありません。また、噛む力が治療前と変わるので、食事のときなどに違和感を覚えることはあります。

治療を受けられない方・治療の注意事項

  • 妊娠中および授乳中の方
  • ボツリヌストキシンを使用した治療で発疹などのアレルギーを経験したことがある方
  • 体調や服用している薬剤によっては受けられない場合があります
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